2007年10月23日
意外な種子のこと。
実は知らないことばかりでした…。
オオトウワタの種子種子 (しゅし) とは種子植物で有性生殖によって形成される散布体である。一般には、単に種(たね)と呼ばれることが多い。種子は親植物の組織起源の種皮という皮に包まれ、その中には受精卵から発育した幼い植物体、すなわち胚が入っている。
種子は、一見何も構造がなくて単純な形なのに、そこから巨大な樹木すらもが発生してくることから、「災いの種」という風に、物事の何気ない始まりを種子や種という言葉であらわす場合がある。また、農業上繁殖に用いられるものも、厳密には種子でなくとも、種もみ・種いも・種馬などと呼ばれる。
種子はめしべにある胚珠から発達する。被子植物の場合、種子は子房につつまれていて、これがのちに果実となる。裸子植物の場合は、めしべの表面に乗っている。
種子の構造
たとえば、豆はさまざまなマメ科植物の種子である。これを例に説明する。
豆は、普通、細長い鞘の中にいくつか並んで収まっている(アメリカデイゴの豆果)。この鞘は、めしべの基部、子房がふくらんだものである。子房は胚種を中に収め、それが種子に発達してもそれを包んでいる。この構造を果実という。
個々の豆の表面は、薄い皮につつまれている。この皮を種皮と呼ぶ。
種皮をはがすと、中には大きく2つに割れる部分がある。半球形の2つの部分は、小さな出っ張りの部分でつながり、その間には小さな折り重なったような構造がみられる。半球形の部分は子葉(しよう)といい、発芽すると双葉(ふたば)として地上に姿を現す(種子内にとどまるものもある)。丸くふくらんでいるのは、栄養が蓄えられているからである。
子葉をつなぐ出っ張りは、胚軸(はいじく)と言って、芽生えた苗の茎と根になる部分である。間に挟まった折り重なったものは、双葉の次の本葉が既にできているのが見えているものである。
双子葉植物の種子の断面模式図。a:種皮 - b:胚乳 - c:子葉 - d:胚軸このように、種子の中には、既にこれから発芽する苗が含まれている。
カキの種子では、中の様子がかなり異なっている。種子を半分に切ると、幼い植物体は種子に比べてずっと小さく、種皮の中は半透明の固いもので詰まっている。これは胚乳といって、胚嚢(はいのう)の2つの極核と花粉管1つの精細胞の合計3つの核が受精したものに由来する。このような種子では、胚乳に栄養が蓄えられている。イネやムギでは幼植物は種子の末端部分にあり、種子本体の大部分を胚乳が占める。
基本的に被子植物の種子は、カキの例のように、発生の出発点において極核と精細胞が受精した3倍体核に由来する胚乳を生じるが、マメ科など一部の植物では二次的に胚乳が退化し、かわりに子葉などに発芽のための栄養分を蓄える。ほかに、ラン科(エビネの種子)など若干の植物で、発芽のための蓄えを持たず、菌類との共生に依存するなどして発芽する例がある。裸子植物の胚乳は1倍体の雌性配偶体自体に由来し、シダ植物の前葉体と相同の器官で、被子植物の胚乳とは異質な面がある。
多くの種子は、幼植物が発芽するための栄養分を子葉か胚乳に蓄えているため、動物から見れば魅力的な食料である。人間の食物の中にも種子はさまざまに用いられ、特にマメ科やイネ科のものは、しばしば主食の位置を占める。主食に使われるイネ科の種子を穀物と呼ぶ。蓄えられる栄養分は、デンプンか油脂の形である場合が多い。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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